Profile
釜池美智子プロフィール
ステンドグラスと私
きっかけ
ステンドグラスを始めて25年ほどが経ちます。きっかけは友人に誘われて訪れた近所のステンドグラス教室の展覧会でした。
最初は趣味で始めたのですが、フランスの絵付けが施されたステンドグラスに出会ったことがきっかけで本格的に学びたいと思い渡仏。フランスで活躍されていたアトリエマツダ 松田日出雄氏に師事し、現地にて注文制作、教会のステンドグラス修復、研修プログラムの企画及び実施等々に携わって参りました。
ステンドグラスの魅力『光』
ステンドグラスの魅力は、やはり『光』でしょうか。もともと絵画を見るのが大好きで、20代の頃にフランス、スペイン、イタリア、アメリカ東海岸にある主要な美術館を全て訪れました。後に出会ったステンドグラスは正に光る絵画のようで、目に眩しく輝くその姿はシンプルに美しいと感じました。
また作り手としての魅力に、工芸とアートの両方の性格を持ち合わせている、ということが挙げられます。芸術性と洗練されたテクニックとが合わさって良いものが生まれるのです。そして元々は教会美術という宗教的なものですが、住宅、公共建築物、自己表現の手段等々、いろいろなスタイルで展開が可能です。
テクニックそして制作時の心がけ
テクニックとしては、フランスの古くからある伝統的なステンドグラス技法をベースとしています。グリザイユ、エナメル等の顔料を使用し、炉で焼成する絵付け技法、及びレッドケームを使用してガラスピースを組み立てる技法を採用しています。
制作においてはやはり『光』がキーとなります。選択するガラス、絵付けの具合によっては輝きの少ないステンドグラスになってしまうので、設置される空間との調和を踏まえながら、全体の光の度合い、輝きのバランスを心がけるようにしています。いろいろなアーティストとのコラボレーションにも挑戦してみたいです。